マンホール豆本

世の中にはこんな小さなマンホールの世界がある!

 

五十嵐彪太さんが作るマンホール豆本『鉄の蓋 埼玉の消防車編』と『鉄の蓋 歴史的建造物編』だ。

本の大きさは縦36mm×横30mmで、中に印刷されたマンホールふたは直径約20mm。

こんなに小さくてもしっかりと綴じられており、手に取ると思わずにやけてしまう。

「豆本がちゃぽんTokyo」というイベントの第29・30集の作品で、残念ながら現在では入手不可能だ。

マンホール豆本

実は私の出身地アメリカにも「Miniature Book Society」という豆本の協会があるのだが

日本にも豆本専門店があり、書店や図書館などでは展示会も行われているほど人気があるらしい。

世界で一番小さな豆本は0.95mm角で、ギネスにも登録されているそうだ。

 

たまにはこんな小さなマンホールふたの世界に触れてみるのも癒されるものだ。

 

 

豆本とは?

豆本とは、手のひらに収まる程度の小さな本の総称で、西洋では16世紀頃に流行し

聖書や物語の豆本が盛んに作成された。

日本では江戸時代後期頃に女性や子供の娯楽用として作られ始め、芥子本(けしぼん)

袖珍本(しゅうちんぼん)などと呼ばれた。

 

 


 

作家:五十嵐彪太(いがらしひょうた)

自作の掌編小説・超短編を中心に豆本を制作。2006年第1回まめまつりに出品。

以後、多数の豆本関連のイベントやグループ展に参加している。

マンホール蓋撮影は2010年頃から。これまでに180枚近くのマンホール蓋を撮影。

 


 

 

 

 

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