マンホールふたと伝統技術の融合 マンホール拓本

中田芙紗氏作のマンホール拓本

石碑や金属器などに刻まれた文字や模様を

紙を当てて写し取ったものを拓本という。

 

古くは書の研究や文字の練習のために使われた複写の技術だ。

 

中田芙紗さんは、そんな伝統的な拓本の技術を活かして

「マンホール(ふた)拓本」を制作している。

 

マンホールふたの拓本をとるには、まず、ふたの上のごみをきれいに掃く。

次にマンホールふたの上に和紙をひき、墨を含ませた「たんぽ」でとんとんとたたいていくと、

ふたの柄が和紙に浮かび上がってくる。

(路上のマンホールふたを利用するにあたっては、事前に自治体の許可をきちんととってあるそうだ)

    

てまひまをかけて生み出された作品はぜひホームページでも見てほしい。

 

【マンホール拓本 / 中田芙紗】

●ウェブサイト: http://www.occn.zaq.ne.jp/seiundou/nakata.html

 

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