映画「ソハの地下水道」(2011年/ポーランド)
掲載日:2014年01月31日
ハンドルネーム:アンディ・マンホール
ハンドルネーム:アンディ・マンホール
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「真実ゆえに生まれるサスペンスがある。これは、英雄が出てこない『シンドラーのリスト』だ!」
(ウォールストリート・ジャーナル)
舞台は1943年3月、第二次世界大戦中、ドイツが支配するポーランドのルヴフ。
下水修理工のソハは、職場の地下道でゲットーの地面に穴を掘り地下道に潜伏する
計画を立てているユダヤ人の男たちに出会う。
はじめは報酬目的でその秘密を守る約束をするが
やがてソハは生命をかけて彼らを支援していくことに。
実話を元にしたこの作品は第84回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。
まずはそれぞれのキャラクターの心理描写に注目。
主役であるソハの前半の浅ましさから後半における自分の生命や
家族と地下道にいるユダヤ人の命に対する葛藤は特に見もの。
また、臭くて暗い地下水道に無期限で身を隠し続けるという
極限状態における人間の精神状況がしっかりと映像化されている。
内容もさることながら、実際の地下水道で撮影されたシーンもあるので
「ヨーロッパの下水道施設を見る」という視点で鑑賞することも可能だ。
【ソハの地下水道(DVD)】
●好評発売中
●監督: アグニェシュカ・ホランド
●製作年: 2011年
●製作国: ポーランド
●価格: 3,800円(税抜)
●発売元: クロックワークス/アルバトロス
●販売元: 東宝
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